今年の途中で、国税庁からあいまいな発表がありました。
これが最悪で、ビットコイン等の仮想通貨で得られた利益が「雑所得」になると言う。
ただ、まだ見解で法律で決められた訳では無いので、申告しなくても違法では無いと言うところ。
ですが、その場合は国税庁と裁判で戦うと言う事にもなりかねない。
素直に申告して払うか、裁判してから払うかが違うくらいですね。
そもそも、税金については明確な法律で決められなければならないのですが、この先どうなる事やら。
そして、この判断が出されたのが今年で、今年の申告、来年の2~3月頃に提出しなければならないらしい。
今年の途中で出た見解なので、来年からの適応にして欲しいんですが、これはひどいですよね。
今年の前半で多数の取り引きをしていた人に災難な事です。
私も去年から関心がありましたが、中途半端に手を出すと言う事をしなかったので助かりました。
今では、若い投資の経験の少ない人等がビットコインで儲けていると言っているようですが、この状況で本当に儲かっているのかは謎ですね。
このビットコインの取り引きで逆にひどい目に合う人が続出しそうな気がします。
例えば、この場合。
ビットコインで1億円の利益を出したので、ここで一旦利確するとします。
するとビットコインが下がって、また上がりそうなので買う。
すると予想に反して値下がりし、ビットコインで含み損を出す結果になり、その含み損が6000万円だとする。
するとどうなるか?
一旦利確をした時の利益に課税されるので、単純計算で50%の税金を払うとなった場合はどうやって払うの?って事になります。
所得税だけでは50%の税金では無いでしょうが、住民税や健康保険等々を含めると恐らく50%以上は払う事になるのではないのかな?と思います。
でも含み損を抱えているビットコインを換金しても4000万円では税金を払う事が出来ない事になる。
税金を支払わないと言う選択は基本的には無い。
無理やり支払う場合は4000万円になったビットコインを換金して、足りない1000万円を別のところから調達するか、分割等の方法で支払う事になります。
こうなってくると、その後ビットコイン投資で稼ぐなんて事は出来なくなりますね。
株やFXなら税金は20%で、取り引きして利益が出た時にはその都度引かれるから楽なんですけどね。
ビットコインは取り引きの度に自身で税金の計算をしないといけなくなるかも知れないので大変です。
今の現状ではビットコインを含む仮想通貨に魅力を感じなくなりました。
例え世間で儲かってると話しを聞いても怖くて手が出せませんね。
こんな国民を不幸にする可能性のある見解を出す国税庁はどうかしてると思いますね。
しかも、ビットコインは仮想通貨と言われるように、実体も無く何かあった時の補償も無い。
このビットコインを含む仮想通貨に対して課税をするのなら、何か事件があった時に国は補償をしなければならないのではないのかな?と思いますね。
例えば、サイバー攻撃による仮想通貨の情報の消滅等があった場合はどうするの?とかって思います。
仮想通貨ってただの情報なんですよ?
そんなものに何故税金がかかるんでしょうね?
今、実際にビットコインの価格が下がったと言うような情報も出ています。
この下落で含み損を出している人もいるかも知れません。
私は、以前にはビットコインの取り引きも考えていましたが、今このまともでは無いビットコインを含む仮想通貨の税制が落ち着く、又はその税制でも利益が出せそうな状況になるまでは手を出さない事にしようかと思っています。
今、稼いでいるって人も早めにその辺りもよく考えて行動するようにしてくださいね。
それでは今日はこの辺で。
ではまた。
#ビットコイン の事、主に税金の事について簡単なお話です。
今、ビットコイン投資をしている方、税金大丈夫ですか?金額的に大丈夫でも、税金の申告方法は大丈夫でしょうかねぇ?
詳しく読むhttps://t.co/dFu68sEN0Rビットコインの事、主に税金の事について簡単な/— ゆーつー (@yuutuu9) 2017年12月23日