最近、AI技術の話をよく耳にする。
今の技術はこれだけ進化した、これから数年以内にこんな技術が出来て来るだろうとね。
そんな話題の中に出て来る事で、人の仕事はAIに奪われ職を失う事になるって言いますよね?
逆に考えると、仕事はAIがやってくれるので遊んで暮らせるなんて思う人もいるでしょう。
今回はこの事について私はこう思うと言う事をお話したいと思います。
AIに仕事を奪われて職を失うと言う話について
これについてなんですが、この話は本当の事だと思います。
でも、正しくは今、人がしている仕事をAIが奪うと言う事で、働いて収入を得る事が出来ないと言う事では無いと考えます。
今、スーパーのレジなんかを見るとよく分かると思うのですが、最近のレジってセルフのレジが増えていますよね?
全てセルフでなくても、レジ打ちは店員さんがやってくれて、支払いはセルフと言うようなレジ。
機械を導入して人件費を削減したいと言う事でしょう。
人件費を減らしたいと言うより働きたい人が減ってると言う考え方もあるかも知れませんけどね。
コンビニのバイトなんていつでも募集しているような状況ですし。
でも、機械が出来るような技術があればその方向で良いと思います。
こうやって今まで人がしていた仕事は確実に機械に奪われて行く事になる。
間違いない。
では、仕事は無くなるのか?
いいえ、仕事は無くなりません。
よく考えて下さい。
昔、縄文時代でも、平安時代でも江戸時代でも、明治、昭和でも、どんどん便利になっていって仕事は無くなりましたか?逆に増えていませんか?と言う事。
昔はお米や野菜等を作るだけで仕事になりましたし、今よりも多くの人が農業をしていましたよね。
時代が進むにつれて、技術が進み農業も効率化されて少ない人でたくさんの農作物が作れるようになりました。
さて、仕事は減りましたでしょうか?
時代が進んで便利になればなるほど人は忙しくなっていると思いませんか?
今の時代でもそうです。
戦後から考えても飛躍的に技術が発達してませんか?
飛躍的に技術が発達していても特に楽に生活出来ると言う事は無く、逆に生活が苦しいなんて言う人も多いとかって聞きます。
まぁ、昔を知らない人は贅沢なだけと言う考え方もありますけどね。
私が子供の頃に比べれば明らかに贅沢だと思うし、それを言えば私が子供の頃でもその何十年も前の人からすれば贅沢なんだろうと思います。
そんな事を言っていても仕方が無いけど、今はこの状態が普通なんです。
昔大変だった仕事が技術によって楽になる。
それは間違いない事ですが、その楽を普通にと感じるともっと楽をしたくなると言う風に技術が進む。
今の状態の日本では、普通に働けば、普通に食べて行ける環境。
ちょっと頑張ればちょっと贅沢が出来る。
贅沢をする、余興を楽しむ。
その頑張ってする仕事は食料を作る仕事ばかりでは無く、ほとんどが人を楽させる、楽しませる為にする仕事。
例えば、ごはんと漬物とみそ汁でもあれば生きて行けるとします。
でも、食を楽しむ為に牛肉が食べたいとすると肉牛を育てると言う仕事が増えます。
歌を聞きたいと言う人が居れば、歌を歌うと言う仕事をします。
このように、技術的に楽になった分贅沢がしたくなればなる程仕事は生まれると言う事。
昔の人からみて今が贅沢でも、今の人から見るとこれが普通でまた違う贅沢がしたい。
そんな考えが続く限り仕事は生まれると言う訳です。
そして、その贅沢と言うか余興をAIがするようになると、またそれが普通のようになりさらに違った余興を楽しみたくなる。
そんな事になれば無限のように仕事は生まれる訳ですね。
本当に技術が進んで遊んで暮らせると言うなら、今既に遊んで暮らせていても言い訳ですよ。
でも、そう言う事にはならないけど、今している仕事はAIに奪われると言う事は間違いなく起こるんです。
時代の流れに技術の進歩に合わせて仕事を変化させて行く必要は確実にあります。
昔はこの仕事で稼いだから、また良い時代が訪れれば儲かると言う事はもう無いと言う事です。
自分の仕事を新しくしないと確実にAIに仕事を奪われると言う事です。
古い会社に多そうですが、会社の体制として、今まで通りの仕事をすればいい、景気が良くなったら・・・なんて言っている会社は救われる事なく、取り返しのつかないとこまでいってやっと気づけるかどうかと言うところでしょうか。
もしも、AIに仕事を奪われてダメになった会社にいて仕事が無くなったと言って廃業したりクビになったりした人がいた場合、どうしても自分が経験していた事もありまた同業種の仕事を探すと言う人が多そうですが、また同じ事になる確率が高いのでご注意を。
ただ、同業種でも革新的な事をしている会社なら良いかも知れませんけどね。
単純に言うと、古い仕事が無くなり、新しい仕事に変わるのでそれに合わせて仕事を変えれば人がする仕事は無くならない。
昔の人が連絡手段に飛脚を使っていて、これからも景気が良くなればこの仕事でも儲かると言っているようなもんで、そんな事をしなくても、今は電話やメールその他の技術もあるし、その技術を仕事にする方が稼げますよね。
これから先はもっと新しい技術が生まれて、電話やメールなんて古いと言う時代になるかも知れないしその時はその新しい技術で稼ぐ事が出来るようになると言う事です。
結局AIに仕事を奪われるのが問題なのでは無くて、必要とされない同じ仕事をいつまでもしているのが問題であって、AIを恐怖に感じる事は無いと言う事です。
今、日本人の平均寿命がどんどん延びるこの時代、定年は65歳ですか?その後は仕事をしなくても生活出来ますか?
65までいくと後少しだからと考えていませんか?
そんな事はなくてさらに倍は生きるなんて可能性も高いんです。
新しい技術を受け入れないと生活は困難になりますし、仕事はたくさんあっても出来る仕事は限られますよ。
仕事をしないと生かされているだけ状態になるかも知れません。
問題なのはAIの進歩ではなく、自分自身の考え方なんです。
いつまでも同じでは無く、昨日よりも今日は進歩すると言う自分と考えて行きましょう。
それでは今日はこの辺で。
ではまた。
本当に人間はAIに仕事を奪われ失業者が増加するのか?
よく、都市伝説でAI技術が進むと怖いかもと言う話なんかが出て来ます。
その中で、仕事が無くなり収入が得られなくなるかも?なんて言いますが本当にそんな事になるのでしょうか?
ちょっと考えてみました。
詳しく読むhttps://t.co/zTNbHhk9qk— ゆーつー (@yuutuu9) 2018年6月19日