タイムマシンで過去に行くとタイムパラドックスが起こる。
これは特に何もしなくても、起こる事。
小さな事だと、過去に行った時に空気中にあるウィルスを吸い込んだとする。
実は、そのウィルスを吸い込まなければ、他の生物が病気になって死んでいたものだとすれば、その死んだ生物を食べる予定だった生物の食べるものが無くなり餓死した・・・とかで事がどんどん出来事が大きくなる。
そうやって未来が変わるんですが。
有名なのは、自分殺し、又は親殺し。
もし、自分や親を過去に戻って殺せば未来の自分はどうなるのか?存在しなくなるので、過去に自分や親を殺せない。
殺せないなら自分は生きているので、やっぱり殺しに行く事が出来ます。
単純に出来ない、不可能な事なんですね。
これを解決するにはパラレルワールド説で考えると説明が出来る。
過去に戻って自分を殺したという世界と、殺して無い世界は別の世界と言う考えです。
その2つの世界が同時に存在すれば問題が無い訳です。
自分が過去の自分を殺したけど、殺した自分は殺されていない世界の自分。
過去の世界から考えると、
世界Aは未来で自分が生きている世界。
世界Bは未来に自分がいない世界。
自分が生きている世界から過去に戻った時に世界Bが出来る。
自分を殺して未来に戻る時に世界Aに行くか、世界Bに行くかと言うだけ。
世界Aに戻れば自分が過去に殺されていない世界だし、世界Bに戻れば自分が過去で殺した世界。
自分自身は殺されて無いんですから世界Aの人と言う事は変わらない。
世界が2つあれば問題が無いと言う訳。
この考え方だと、パラレルワールドは無限にあると言う考え方になります。
一般の考えだと、この考え方なんじゃないかな?と思うし、もし時間移動が出来るなら、私もこの考え方なら理解が出来そう。
ですが、今回はもう一つの考え方を話して行こうかと思います。
時間の移動は出来ない説。
簡単に言うとゲームをしているような感じです。
例えばTVゲームで時間移動をするゲームがあったとします。
これって実際は時間の移動をしていませんよね?
全て同じテレビ画面に映されているんですから。
それと同じです。
この世界には自分しかいないと考えて下さい。
ゲームで言うと主人公キャラの視点と言う感じでしょうか。
自分が見ているものが全てで、他のものは無い、見えて無いものはそもそも無いと言う事です。
ですので、時間移動が出来る機械が出来て、過去に戻ったとします。
でも、実際は戻っている訳では無く、そのような世界に移動をしただけ。
ゲームをしていてもそうですよね?
本当にゲームを巻き戻した訳では無くて、ストーリーを進めるとその場面になっただけでしょ?
そして、また元の世界に戻ったと言うのも、その場面に移動しただけ。
自分が行動している時間は同じ、1時間は1時間。
全く過去にも戻っていないし、逆に未来に行ったとしても同じ事。
今も過去も未来も、自分が体験しているのは全て今、現在なんです。
そう考えるとパラドックスも何も無いと言う訳ですね。
自分殺しで考えると、過去に戻って自分を殺したと思ってもそれはそもそも自分では無いと言う事。
自分と全く同じだけど別人なんです。
だって自分は自分であって過去の自分の意識は自分には無いでしょ?
例えば、過去に行って自分に話しかけたとする、そしたら話しかけると同時にその記憶が自分に生まれる事になるが、それは不自然ですよね。
自分は自分であって、過去の自分は自分では無いとそう考えると自然なんじゃないかな?って思いました。
ですので、過去の自分を殺したつもりでも、それは自分を殺した事にはならないと言う事になります。
そうなると他の人達は何?・・・さぁ何でしょう?
結局自分は自分の事しか分からないんだから他の人の事は理解出来ない。
何者か?なんて事は結局は分からない事なんです。
ただ、坦々と自分の記憶に合わせた世界が自分の周りに続いて行くだけなんですね。
こんな考え方ってどうでしょうか?
それでは今日はこの辺で。
ではまた。
白い虹を見たら、すぐさま避難しよう。大きな地震が起こるかも?
タイムマシンで過去を変えてもパラドックスは起こらない説
過去に戻るとパラドックスが起きる。
よく例に挙げられるのは自分殺しと言う話が出て来ます。
パラレルワールド説だと説明がつくと言われます。
けれど、今回は違う視点で考えて見ました。
詳しく読むhttps://t.co/7wAY3CbSw4— ゆーつー (@yuutuu9) 2018年5月6日