自分が住んでいる街に昔からあって、今はお店にお客さんがいるような日が少ないけど潰れない。
何でかなって思うお店が近くに1軒か2軒くらいは有りませんか?
いくつかパターンがあると思います。
どれに当てはまるかはお店によりけりですが、私が知っている、予想出来る範囲で書いてみようかと思います。
・まずは、そもそもお金持ちの家系で貯蓄があって、道楽でお店をしている。
・持ち家が店舗で、家族の誰かが外に働きに行っているので、お年寄りがボケ防止程度で体を動かす為にお店をする程度、儲けは税金を払わなくてもいい程度で多少マイナスでもいいと考えているお店。
・昔からの老舗で、儲かった時代に資産を作っていて、家賃収入や、株等の配当が有り、お店以外で収入が有るお店。
・大口契約を持っていて、店頭ではお客さんはいませんが、定期的に注文が入るお店。
特に、役所や、学校等の潰れない所の注文があるお店は強い。
役所や学校の教科書や資料の販売、制服の販売、文房具の販売等。
・権利を持っている業種。
たばこ屋さんや、酒屋さん等。
酒屋さんは定期的に注文も入るのでそれだけでもそこそこ儲かっているのではないかなって思う。
この、たばこ、酒類は誰でも何処でも売っていいものでは無く販売許可がいる。
そこで、例えば、お客さんが多いコンビニとかスーパーで販売する時に許可が必要になるので、近くの街の小さな酒屋さんたばこ屋さんの許可を使って販売する事になる。
よく、窓が一つで営業しているたばこ屋さんが潰れずに残ってますよね。
その権利の使用で収入が発生する。
ですので、オープンしてすぐにたばこや、酒を扱っているコンビニは元々はたばこ屋さんか、酒屋さんと言う場合が多い。
コンビニが、オープンして、しばらくしてからたばこや、酒が扱えるようになるのは、許可を取得するのにはそれだけ時間がかかるからです。
・その他で景気がよさそうなお店は、ほぼネット販売でしょうか?
信用効果の為に店舗も経営しているが、主な販売はインターネットと言う場合が多いでしょう。
・後は、これは無い方がいいお店ですが、グレーな仕事、またはブラックな仕事をしているお店。
インチキ商売ってやつでしょうか?
まぁ、こういうお店は基本、寿命が短いんですけどね。
稀にグレーだと息が長いお店も。
こう書いていて分かるのは、今から個人でお店を持ってもあまり儲けているお店が無いと言う事、短期で儲かっても数年で無くなっているお店がほとんどで、この中で今から息長く続けられるのはインターネット販売をしている所でしょうか?
よく、新しくオープンしたお店で景気のよさそうな個人店(特に飲食店)もあるかと思いますが、ほとんどが一代限りで、長くても10年くらいで廃業するのではないでしょうか?
色々、若い時にお店を持つのは夢だったと子供の頃からやってみたかったお店がある人もいるかとは思いますが、子供の頃に憧れていたお店も10年、20年程経つと稼げないお店となる事が多いですね。
基本、儲かる商売は大手が参入するので個人店は無くなります。
もし、お店がしたいと考えている人がいれば、基本インターネット販売を考えてお店をするようにした方が良いでしょう。
他にも想像出来ていないパターンもあるとは思いますが、大体はなかなか潰れない理由としてこのような状況のお店はなんだと思いますね。
今の時代、個人でお店は厳しいです。
個人経営の繁盛しているお店って見かけますか?・・・まぁそう言う事なんでしょうね。