少しずつ暖かくなって来て桜が咲く時期になってきましたね。
暖かくなって来ると行動的になってくると思いますが、そこで私が子供の頃、30年くらい前の話しでもしようかな?と思いました。
もう少し暖かくなってきた頃から、よく虫等の生き物を捕まえに行ったものです。
コンクリートだらけの市街地では厳しいけど、ちょっと畑や田んぼでもあれば、何か捕まえる事が出来たように思います。
虫だけでは無く、山菜やキノコなんかも取りに行っていましたね。
今の時期でしたら、土筆(つくし)が生えているので、たくさん採ってきて袴と言うのか、周りについてるぎざぎざのやつを取って、ごま油で炒めてもらって食べていた記憶があります。
子供の時は暇ですから、よく何かを捕まえたり、食べる為に皮を剥いたりと、下ごしらえなんかをよくしていたものです。
夏、暑くなってくると、カブトムシ、クワガタをよく捕まえに行きました。
子供なので、夜、山の中に入って捕まえる事は無く、街のあちらこちらにある街灯を回って、落ちている虫を捕まえると言う簡単な方法で捕まえてました。
他の方法と言えば、よく木に蜜を塗っておいて、早朝に取りに行くと言う方法もありましたが、子供の小遣いで、なかなかその蜜すら買えず、蜜の代わりにスイカを食べて残ったヘタを仕掛けに行ってましたね。
それでも結構捕まえられる。
今、開発が進んで、山や畑が減ってきましたが、虫取りをする人が減っている分、山が残っている地域では、結構虫等、生き物がいるような気がします。
今、時々、夏になると街中でカブトムシや、クワガタを見る機会が増えているような気がします。
まぁ、場所にもよると思いますがね。
去年も、夜、戸を開けていたら、部屋の中にカブトムシやコガネムシが何度か飛び込んで来たし、昼間に宝くじ売り場に行った時に、売り場の前をノコギリクワガタが歩いていたりしました。
昔はそんなにあちこちでは見なかったように思います。
街灯でも、メイン通りのちょっと強めの明かりの所でしか、カブトムシやクワガタを見なかったように思います。
当時は、その、街灯近くの街路樹がポイントで、イチョウの木だったのですが、その木を足でガーン!って蹴ったらカブトムシやクワガタが落ちてくる、そんなシステムでした。
街路樹を子供が蹴っても、特に街路樹が痛む訳でも無く、特に叱られたりする事はありませんでしたが、山の中では、木を蹴ったらダメだと注意されていました。
それは何でかと言うと、街中の街路樹では飛んでくる虫以外はほとんどいないので、危険はありませんが、山の中の木を蹴ると蛇やムカデが落ちて来る可能性があるから危ないんです。
もちろん、足元も注意しなくてはいけなくて、足元が開けている所しか行ってはダメだと注意されていました。
そういえば、一度、野良猫と蛇がリアルに闘っている所を見た事がありますね。
他によく捕まえに行ったのは、ザリガニ、アメリカザリガニですかね。
近くの貯水池によく行きました。
本で読んだ、ザリガニ釣りは、木の棒の先にタコ糸を結んで、そのタコ糸の先にスルメを結び付けると言う方法でしたが、またしても、小学生には高価なスルメです。
スルメは手に入らないので、どうしたか?
タコ糸だけ持って行って、木の棒は、貯水池の近くの林とかで拾って、エサ・エサ・エサ・・・と周りを見渡し、浅瀬や、陸にいるザリガニを手で捕まえて、エビを食べる時の様に胴体と尻尾を分離させて、尻尾の方をタコ糸に結んで、それで釣る。
共食いさせる訳ですが、これがまたよく釣れる。
池の中に結んだ尻尾を投げ入れて、しばらく待つと、スーッとタコ糸が引っ張られる、それは、ザリガニが掛かった合図。
スッと持ち上げるとザリガニがハサミで尻尾をつかんでる。
と、まぁそういう感じで釣れていく。
もし、何人かで行った場合は捕まえた人が尻尾、他の人が頭を使って釣る。
でも、頭ではなかなか釣れないので、尻尾で釣ってる人が釣ったら、それをまた分離させる。
人数がたくさんで行っても、どんどん分離させてエサを増やして行く。
ザリガニ釣りって、一つのエサで一日釣れるから、分離させるのは最初だけでどんどん釣れて増えて行く。
そして、また近いうちに釣りに来る場合は、ザリガニが逃げ出さない水たまりに釣ったザリガニを入れておいて、次来た時にエサにする。
とまぁそんな感じで、生き物を捕まえるのに、いかにコストを掛けないかと考えて、色々と捕まえに行ったものです。
今は、池や山に遊びに行ったら危ないからと、そもそも、生き物を捕まえに行く事が出来ない子が多いのではないか?
と、そう思います。
大人と一緒に行って捕まえようよしても、その大人が捕まえ方を知らないのではないかなと思う。
だから、そう言う経験はお金を払ってイベントに参加すると言う形で経験するんだと思いますが、どうでしょうか?
結構近くに捕まえたり出来るポイントはあると思いますけどね。
でも、昔、よく捕まえに行っていた所がもうなくなっていて、新たに、そう言う場所を発掘しないといけないようにはなっています。
今、他人の私有地に勝手に入るとダメだとか、公共の場所で釣りをやったらダメだとか、ダメダメが多過ぎるのも、そう言う事が出来なくなって来た原因なのかも知れません。
昔はそう言う所に入って、何か悪さをしたりする人も少なくて、規制される事も少なかったのですが、最近はマナーが悪い人が多いから、仕方なしに規制されてるんでしょうね。
それに、人口が増えている街では、街の風景が変わって来た所もあります。
私の実家がそうで、街の人口が増えて、山や林があった所が開発されて住宅地になってたりしています。
そして、昔は色んな人が出入りしていて通路になっていた山道も、誰も通らなくなって、草や木が生えて通れなくなったりして、安易に入って何かするって事が出来なくなって来ています。
もう、今は単純に虫や生き物を捕まえたり、飼ったりする事が難しくて、そう言う事がしたい場合は、基本お金を払わないといけない時代なんでしょうか?
昔の懐かしい記憶、楽しい思い出ですね。
最近の子供は昆虫採集、虫取りや川遊びはしないのか?
遊ぶ所が無いか?
近くで安全に自然に触れ合える所があればいいんですけどね。
昔の私の思い出等々書いてみました。
詳しく読むhttps://t.co/dhSx2NJxua— ゆーつー (@yuutuu9) 2017年4月1日