2018年M-1グランプリを振り返っての感想です。




12月2日、今年の漫才の頂点を決めるM1-グランプリが開催されましたね。

決勝進出は9組、そして敗者復活戦の1組、合計10組で行われました。

まずはその敗者復活戦。

その16組は、ウエストランド、ダンビラムーチョ、さらば青春の光、ミキ、たくろう、からし蓮根、アキナ、金属バット、マユリカ、東京ホテイソン、侍スライス、ニッポンの社長、マヂカルラブリー、三四郎、プラス・マイナス、インディアンズ

ここまで残っていただけあって面白かったとは思うけど、中には笑いどころがなかったコンビもいくつかあったようにも思います。

私の中では、たくろうが良かったかとは思いますが、決勝に進んだのはミキ

他にも、敗者復活戦の順位で言うとプラス・マイナスが2位で、得票数もミキと僅差と言えば僅差。

でも、プラス・マイナスのネタは今までに見たことのあるようなネタで残念。

期待していた東京ホテイソンのネタも知ってるし、順位も低く残念。

東京ホテイソンは今年のイチオシだったんですが、あまり伸びなかったですね。

どのコンビのネタも、漫才をたくさん見ていると新鮮では無いネタもあるので、そう言う時はどうしても笑いが少なくなってしまう。

あまりネタを知らない方が純粋に評価出来るかも知れませんが、今年のミキは知名度で敗者復活戦を勝てたのかも知れませんし、ネタで勝てるのか知名度で勝てるのか?どうなの?と言う感じもした。

ちなみに、敗者復活戦で見るまで知らなかったコンビは、たくろうと侍スライスの2組。

だからたくろうがおもしろく感じたのかも知れません。

今年と言うか、来年はたくろうイチオシでチェックしたいですね。

でも、最近の漫才は普通のしゃべくり漫才は人気が無いのかな?って思います。

なんか奇抜なネタや舞台の上を動き回るネタ、アクションが大きい方がウケるのでしょうかね?

最近は少し前の勝者、銀シャリのようなネタとか、審査員のコンビ、オール阪神巨人、中川家、ナイツ、サンドウィッチマン、ダウンタウン、海原千里万里のような王道の言葉の投げ合いで笑いを作る漫才はウケないのかな?と思ってしまいます。

私はその方が好きなんですけどね。




さてさて、本戦の方を考えて行きますかね。

今年も順番は笑神籤で決まります。

そのトップは見取り図

最初のコンビはやはりやりにくい。

場の雰囲気も分からない状態だし。

しかし、審査員もその点を考慮して加点して評価していたとのコメント。

私はそれほど面白くは感じませんでした、全く物足りない感じで、今年のM-1はこれで良いのか?この調子で進むのか心配になりましたね。

でもまぁ、心配は必要無かったようで、今回のM-1はどんどんと場が盛り上がって行って最終的には面白かったと感じる事が出来ました。

私的な見取り図の点数は87点てとこかな?

そして、2組目はスーパーマラドーナ

安定の面白さでしたが、やはりネタ選びが失敗だったような気がしました。

ネタによってはかなり面白いのに、このネタではちょっと・・・って感じです。

ここまでではまだまだM-1らしくない感じで進んでましたね。

今回は89点てとこですか。

次、3組目に期待のかまいたち

ここで、場の雰囲気が変わったような気がしました。

今までに見たネタの中でも面白い方だと思います。

去年のネタも面白かったと記憶していますが、去年よりも良かったです。

私的には92点ってとこかな?

4組目はジャルジャル

ジャルジャルはいつも2人でゲームをする的な漫才?

これは単純に面白いんだけども、言葉のやり取りで面白くと言う感じでは無いと思うので、笑いの順位で決めると上位で良いような気がしますが、漫才の1番にはならないように思っています。

予選では笑いの勢いで点数が高くなりますが、決勝では冷静になるとちょっと違うか・・?と言う評価になるんでは無いでしょうかね?

私的には90点。

5組目はギャロップ

期待してました。

審査員の評価は辛かったように思いましたが、普通にしゃべりで笑えた。

純粋な漫才、言葉のやり取りでの笑いでと言うと私的には高評価でした。

今の時代ではウケないものなんでしょうかね?

私的には93点。




6組目はゆにばーす

噛んだって言うのはもったいないかも知れないけど、それが無くても今年のネタは失敗だったように思いましたね。

ちょっと笑いがズレていたように感じました。

笑わそうと言う無理やりな感じがあって、

「ここ笑うとこ!」

って言いたいのかなって思うとこが多かったのでは無いでしょうかね?

場にのまれてしまったように感じました。

私的には85点。

7組目は期待のミキ

いつもの楽しいノリで楽しい漫才でした。

敗者復活戦のネタはちょっと・・・って思ってましたが笑いが休まる事無く面白かったですよね。

私的には93点。

8組目はトム・ブラウン

正直、なんでそんな高評価なのかわからん。

そもそもサザエさんあんまし好きでも無いし、なんか一発ネタ芸人がネタやってるだけに感じましたけど・・・

場の雰囲気で見ると面白いと錯覚するのかも知れませんが、テレビで見るだけだと1ミリも笑え無かったですね。

私的には80点。

9組目は期待していた霜降り明星

去年のR-1グランプリでのせいやが私の中ではお気に入り。

地方局での番組でも面白いなぁと思っていました。

そして、審査員の評価も高い。

今はこう言うドタバタしている感じの方が漫才として評価されるのか?と疑問には思いましたけどね。

私的には90点。

ラストは和牛

期待してたけど、ゾンビネタは失敗なんじゃないの?って感じました。

決勝に行けないんじゃないか?と思ったくらい。

今までにかなり和牛のネタ見て来たから和牛に慣れてしまったと言う事も考えられるけれど。

でも、審査員評価は高く決勝には進めましたね。

これで残念ながらミキは落ちてしまいましたけど。

私的には91点。

もし、私が審査員なら決勝はかまいたち、ギャロップ、ミキだったんですけど、実際の決勝は霜降り明星、和牛、ジャルジャル、になりました。




そして決勝、予想通りジャルジャルは全くと言うか、去年と変わりが無いと言うイメージ。

和牛は1戦目より面白いネタと言うイメージで、これなら優勝かなと思えたんですよね。

最後の霜降り明星は勢いでいってしまったかな?って感じで、漫才としてしてはどうかな?

そんなところ。

決勝ネタだけ見ると、やはり和牛が優勝かと思ったんですが、結果は霜降り明星が優勝。

去年のトロサーモンもそうだけど、漫才の出来が良いからと言うより会場の雰囲気で勝ったように感じました。

ネタの良し悪しでは無く勢いと雰囲気があれば勝ちなんじゃないかと。

もちろん、ネタも一定以上のレベルが無いとダメでしょうけどね。

今回の審査員は7人で関西の審査員が4人とそれ以外で3人。

関西の4人で言うと和牛3票と霜降り明星1票なのよね。

私の感覚も関西よりなので、同じ和牛を選んだと言う感じかもです。

そして今回の審査員で話題になったのは立川志らく

面白くは無いけど99点とか意味わからんとか言いたくなったけど、最後までいろんな評価をしているのを聞いていると、新鮮な芸に興味があると言う感じがした。

新しい世界を感じた驚きが評価に繋がったのかも知れません。

私が昔ながらのしゃべくり漫才が面白いと感じるのと逆で、これから先みんなが面白いと感じるようになる笑いを先に感じての評価だったのかも知れないなと。

そのような審査員がいる方がこれからの時代は公平な評価が出来るのかも知れないですね。

まぁ、私はお笑いの専門家では無い一視聴者なので単純に面白いかどうかなんですけど、今回私がM-1について感じた事はこんな感じです。

皆さんは今年のM-1どうでしたか?

それでは今回はこの辺で。

ではまた。




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