以前、客商売をしている時にこう言う客が何人かいました。
無茶な要求をして来たり、態度の悪い客が、自分の思い通りにならない時に、
「お客様は神様やろが!!」って
頭の弱そうな人、正直呆れます。
物を売る側、買う側はそもそも対等な立場であるはず。
個々の考え方として、品物やサービスを提供する側が買ってくれる、お金をくれる人を神様と表現するのはおかしい事では無いと思うが、お金を出す側から、私は神様だと言うのは笑えてくるし腹立たしくも思う。
あなたは何様のつもりって思いますね。
もし、神様だと言うなら、品物やサービスを受けずにお金だけ払えば?って思う。
神様が何か要求するのか?
私は神だと言う人の神様は物を要求してくるんだね。
逆に、お金を払う側が品物や、サービスを提供してくれる人を神様だと表現するのも良いでしょう。
しかし、どちらの場合も、自分は神だと言う人はおかしいでしょ?普通に考えて。
自分が神と言うなら、せめて何も要求せずに提供してから言ってね。
そもそも、品物やサービスに対してお金を払うのは取り引き、契約で、同等の価値観で交換、又は、お互いが自分が提供する物より相手から提供される物の方が価値があるので交換をすると言うものである。
一方的に、お金を払う側が優位に立つと言う考えはおかしな事。
もし、みんなが自分に対してだけ、物やサービスを提供しなくなったらどうなると思いますか?
今デフレで厳しいのは、このようにお金を払う方が優位であると言う考えだからだと思います。
お金が強く、品物やサービスが弱いと言う考えから、デフレ脱却が出来ない。
労働も一緒で、お金を払う側が優位な立場だと考えるから給料が上がらない。
労働も労働提供側が優位に立てば給料は上がる。
自分が客の時に優位に立とうとしておいて今度貰う時にも払えとは厚かましい限りである。
お金を払う側が、品物や、サービスを提供する側に対して神様だと思える時が来れば、インフレになって行くし、自分が仕事をした時にやり甲斐が出て来ると思います。
政府に対して景気回復を言うのであれば、まず、その考え方を改めて下さい。
客は神と言う考えの客が不景気を作り出す。
自分が不景気にしているのに文句を言うのはおかしな事。
なので、頭が弱い、低レベルなんだなと感じる。
最低限、お金を払う側と品物やサービスを提供する側が対等になる事が理想ですね。